春季リーグを関西2位で終えた同志社アイスホッケー部。関西制覇を目標に、今年も新戦力を迎えスタートを切った。今回は期待のルーキーとして名が上がった2人を紹介する。

　1人目の名は阿部（商１）。近所にアイスホッケーを指導している人がいたことをきっかけに始め、今に至る。先日行われた春季リーグ初戦では、4ー4でもつれ込んだGWS（ゲームウィニングショット）でゴールを決め勝利に導く活躍。リーグ初出場とは思えない堂々たるプレーを見せつけた。そんな彼は攻守ともに重要なポジションとなるセンターを務める。「リーダーシップを張ってチームを引っ張っていきたい」と語る彼の成長に目が離せない。

　２人目には八巻（法1）の名が上がった。アイスホッケーとは「周りがやっていたから」と成り行きでの出会いだった。大学でも続けることに決め、自由なプレースタイルが自分に合っていると同志社アイスホッケー部に入部。八巻も同じく春季リーグ初戦でゴールを決めた１人だ。先輩からのパスを受け、そのままシュート。勝ち点を稼ぎ、初出場から活躍を見せた。「自分にパスを出したら勝てると思ってもらえるような人になりたい」。チームに貢献するべく、人一倍強い思いを語る。

　２人の共通することは、目標に関西制覇を掲げていることだ。さらなる高みを目指す２人の飛躍に期待がかかる。（文責・白川愛梨、撮影・小島葵）

★共通質問「自身にキャッチコピーを付けてください」

阿部：「ゲームメーカーです」。

八巻：「ポイントメーカーです」。

◆阿部晴人（あべ・はると）

北海道・清水高等学校出身。ポジションはFW。商学部１年。

◆八巻颯汰（やまき・そうた）

北海道・釧路江南高等学校出身。ポジションはFW。法学部１年。