昨年のリーグ戦で6年ぶりの一部昇格を果たした男子ラクロス部。今年も多くの新入生が入部した。今回、多くの新入生の中でも期待を背負う2名の選手が取材に応じてくれた。

　一人目のルーキーは梶崎翔也（文１）。彼がラクロスを始めたきっかけは、全員が初心者スタートの上、関西制覇を目指すことができるところに惹かれたからだ。大学でラクロスを始めるまでは、剣道に小学校１年の頃から励む。高校の伝統により、ラグビー部にも少し所属していた。彼は自身の性格を常に明るいと語る。取材中も持ち前の明るさで場を盛り上げてくれた。一方、練習になると一変した姿を見せる。厳しく真剣に練習に取り組み、入部早々にも得点力を強みにした。実際に初めてのフレッシュマンズキャンプという試合でも、５点以上の得点を決め大活躍。今後の目標は「公式戦で得点王になる」と語った。ひたむきに努力を重ね、実力を磨く彼から目が離せない。

　二人目は有本天（法１）だ。高校の先輩が多いラクロス部に興味を持っていた彼は、梶崎くんの勧誘により入部を決意。高校時代はバスケ部のキャプテンを務め、チームを目標達成に導いた。その経験を活かしラクロス部でもリーダーシップを発揮。彼の強みは誰とでもすぐに壁をなくし、仲良くなれることだ。そんな彼にラクロス部の雰囲気を伺うと、「アットホームでとても楽しく練習できている。」と笑顔で語った。ゴーリーという重要なポジションの技を磨くため、先輩の背中を追いかけ鍛錬に励む有本。今後の目標は「ポジションの賞に選ばれること」。持ち前のリーダーシップでチームをまとめ、引っ張る存在となるだろう。

　明るくとても楽しそうに取材に応じてくれた二人。今後の目標として「サマー、ウィンター優勝」、「全国優勝」を共通に掲げた。ラクロス部で期待を寄せる二人は、ラクロス部をさらに躍進させる重要人物となるに違いない。（文責・撮影：早川京）

★共通質問「自身にキャッチコピーを付けてください」

梶崎；「同志社の切り込み隊長」。アタッカーとして得点をたくさん取ります！

有本：「同志社の守護神」。これを目指して頑張ります！

◆梶崎翔也（かじさき・しょうや）

2005年2月13日生まれ。京都府・同志社国際高校出身　文学部英文学科１年

◆有本天（ありもと・てん）

2004年6月8日生まれ。京都府・同志社国際高校出身　法学部政治学科１年