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~ルーキー特集2023~ 【ヨット部】夢に向かって漕ぎ出せ

 インカレ団体戦で今年こそ総合優勝を成し遂げるために、日々練習に励むヨット部の選手たち。今回は、新戦力として期待される3人を紹介する。
1人目は出口。父親がセールを巧に操る姿に憧れ、小学2年生の時にヨットを始めた。高校3年の時に同志社ヨット部を見学に訪れ、雰囲気の良さに惹かれ進学を決意。しかし現在は、体調不良によりヨットに乗れない状況が続いている。先が見えない状況に焦りを感じているものの、今できる最善を尽くし、必ず復帰してインカレに出場を果たしたいと前を向く。

取材に応じてくれた出口

2人目は落合。高校まではテニス部だったが、大学では何か新しいスポーツを始めたいと試乗会に参加し、ヨットの楽しさにハマった。入部して数ヶ月が経過し、自然相手に頭を使うヨットの難しさを感じている。練習する中で、動きの意味が正確につかめないことが多いと言う。落合の今の目標は大会での順位ではなく、セーラーとして独り立ちできるようになることだ。

取材に応じてくれた落合

3人目は松井。現在2回生で大学入学時はサッカーをしていたが、何となく物足りなさを感じヨット部の見学に訪れた。出口と同様に部の雰囲気の良さに惹かれ、入部を決意。好奇心旺盛で練習の中での動きの意味を考え、先輩たちに積極的に質問し技術の向上を図る。同学年の選手たちに追いつこうと努力を続け、目標は来年のインカレ出場だ。

取材に応じてくれた松井

インカレ総合優勝へ、選手たちの今年に懸ける思いは強い。期待の3人が、チームをより一層強くしていくだろう。今後の彼らの成長が楽しみだ。(文責・撮影:河場真世)

★共通質問
「自分にキャッチコピーを付けてください」
落合 「太陽」です。いつもテンションが高いと周りに言われることが多くて、雰囲気を明るくできる存在だと思うからです。
松井 「藻」です。琵琶湖でヨットに乗っている時に、船の突起物に藻がよく引っかかって取ろうとしてもまたすぐ付いてくる、そんな粘り強さが自分にあるからです。
出口 「ミセス・コンプリート」です。完璧主義なところがあるので、そこを自分の長所として捉えています。

○プロフィール
◆出口愛海(でぐち・まなみ)
茨城県・霞ヶ浦高校出身。社会学部1年。
◆落合啓太(おちあい・けいた)
静岡県立静岡高校出身。経済学部1年。
◆松井憲正(まつい・かずまさ)
兵庫県立宝塚北高校出身。心理学部2年。

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