約１ヶ月後にインカレを控え、練習に励む弓道部。今年も多くの新入生が道場の門をたたいた。そのなかで、特に期待を寄せられているのが内田（理工１）と松井（理工１）だ。

　内田は中学時代に弓道を始めた。「運動神経がいい方じゃなかったので、弓道だったら始められそうだなと思い入部しました」。高校時代は主将を務める。自分たちの代になってから初めて行われた熊本県の新人戦では、準優勝に輝いた。その後の九州大会でもベスト８という好成績を残す。「先輩たちに頼らずに自分たちでやれたってところがすごく印象に残っています」。今後の目標は男子チームとして１部に昇格すること。個人戦でも「しっかり成績を残していきたい」と語ってくれた。

　松井が弓道を始めたのは高校時代。中学時代はバレーボール部に所属していた。「心機一転で違う部活に入部しようと思ったときにおもしろそうだな、頑張れそうだなと思い、軽い気持ちで始めました」。大学でも自分のやってきたことを活かそうと迷わず弓道部に入部。「大学でも努力すれば成績を残せるんじゃないかと思い入部しました」。彼女が考える高校時代と大学の弓道の違いは交流戦が多いこと。「大学の顔として出場するから、責任感が強いです」。今後の目標は女子チームとして１部優勝。個人としては関西十傑に入ること。

　先輩たちの背中を追い、ひたむきに練習に臨む２人。今後行われるインカレ・リーグ戦での活躍に期待が高まる。（番匠麻衣）

★共通質問
「自分にキャッチコピーを付けてください」
内田「弓道で培ったメンタルは最強」
松井「毎日楽しいを求めています！」

○プロフィール
内田光多（うちだ・こうた）
2005年1月18日生まれ。熊本県・九州学院高校出身。理工学部1年。
松井愛可（まつい・あいか）
2005年2月26日生まれ。岡山県・明誠学院高校出身。理工学部1年。