日々稽古に励む剣道部に、今年も期待のルーキーが入部した。今回は２人が取材に応じてくれた。 

　１人目は加藤将真（商１）。父親と兄に影響を受け剣道を始めた。これまで数々の大会で実力を伸ばし、同志社剣道部の門を叩いた。彼の武器は恵まれた体格かつ力強さだ。5月に行われた関西個人大会。1年生ながら出場し、ベスト8入りを果たした。物怖じすることなく果敢に攻める姿が印象的だった。「悔しさも嬉しさも味わった思い出に残る大会の一つ」と彼自身も語る。そんな彼の大学での目標は、全国での活躍ときちんと卒業することだ。

　２人目は二上愛実(スポ1)。剣道との出会いは幼稚園での剣道の授業だった。大学に入学し、初めての大会となった西日本学生大会。「先輩方と試合ができたことは嬉しかったし、楽しかった」。彼女の目標は関西個人、団体で優勝して全日本に出場することだ。

　それぞれ一年生ながら大会で活躍を見せる2人。共通していることは、全日本出場だ。全国の切符を手にする一役となるため、これからも精進し続ける。(古川亜依)

★共通質問

「自身にキャッチコピーをつけてください」

加藤：「堅忍不抜（けんにんふばつ）」

この言葉は、目標を達成するために自分を貫くという意味。入部した時の気持ちを4年間貫き、最後までやり遂げる。

二上：「挑戦」　

高校とは違った環境で、勉強をしながらも、剣道でも結果を残して成長するために、挑戦の心をもって頑張りたいから。

〇プロフィール

◆加藤将真（かとう・しょうま）

2004年5月14日生まれ。千葉県・東海大学付属浦安高等学校出身。段位は3段。商学部１年。

◆二上愛実（にかみ・つぐみ）

2004年11月5日生まれ。青森県・東奥義塾高等学校出身。段位は3段。スポーツ健康科学部１年。