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~主将セレクション2024~ 【体操競技部】「一念発起」し新たなスタートを切る

8月に行われるインカレを見据え、練習を行っている体操競技部。今年度主将を務める伊藤圭樹、副将の伊藤陽生が主将セレクションの取材に応じてくれた。

――他己紹介をお願いします。

伊藤圭:生命医科学部の新3回生の伊藤陽生です。今副将をやってもらっていて、周りに流されやすいタイプかなとか思っていたんですけど、意外と自分の芯はちゃんと持っていて、周りがちょっとたるんでいる時とかでも1人でコツコツ練習していたりするところも見かけるんで、そういうところで副将に選んだっていう背景があります。

伊藤陽:理工学部インテリジェント情報工学科新4回生の伊藤圭樹さんです。主将やっているんですけど、主将としてのイメージとしては、声がしっかりと張れて出せるので周りに指示出す時にこう指示が通りやすいっていうのがこう主将に向いているっていうか、指導してていいなって思ったところなんですけど、練習の中だと結構基礎とか細かいところの姿勢とかにすごい注意して練習しているので、そういう意識の高さはすごいなと思います。

――チームの雰囲気はどうですか。

伊藤圭:今の体操部ってだいぶ幅広くて、この前だと新体操で日本一とった子もおれば、 初心者で入ってくれるような子もいるので、みんなで1つの方向を向いてというよりかは、 もう1人1人自分の好きなスタイルで自分の楽しいように、追い込むところは追い込んで、でも楽しむところは楽しんでっていう感じで、お互い自分なりに自分の楽しさを追いかけて競技に取り組んでいるっていう形が多いと思います。

――昨シーズンを振り返って。

伊藤圭:去年は僕が全日本インカレ出場っていうのを目標にしていて、結果から言うと補欠で終わってしまったんですけど、そこまでとりあえず取り組んで頑張れたのでそこは良かったかなっていう風に思うんですけど、そのあとそれが終わってから色々ごたごたがあったりで、それでちょっとうまく練習できない期間も続いたりして(笑)。西日本インカレでそういう結果になって、この反省をいかす練習をしようと思った矢先そういうのが色々あったりしたんで、ちょっと思うように練習がいかずっていうところで。今ちょうどそれがある程度回復してって、次のシーズンも控えていて、あとは引退まで最後はもう振り切ろうっていう感じで頑張っているところです。

伊藤陽:細かくて個人的なことになっちゃうんですけど、 やりたかった技を試合で初めて成功できて、それはすごい嬉しかったんですけど、その反面、色々種目ごとのバランスが目立っちゃったんで、そこをインカレ終わってから強化しようと思ったんですけど、なかなかうまくいかなかったんで、ちょっと悔いの残るシーズンになっちゃったかなと思います。

――これから本格的にインカレなど試合が始まると思います。その意気込みをお願いします。

伊藤圭:僕は4歳から体操してて、もう18年ぐらい競技をずっとやってきましたが、おそらく最後になると思うので。本当に悔いの残らないように、悔いが残らないようにするけど、1番は競技自体を楽しんで、目標にしていた全日本インカレ出場ができれば本当にもう1番ベストな形なんですけど、そこはちょっとまだわからないんで、とりあえず楽しんで悔いのないように最後頑張ろうと思います。

伊藤陽:去年悔い残った部分も含めて、やっぱり自分の甘さが出てるところが多いと思うので、ちょっと細かいところを自分に厳しくしていって、全体的に直接点数に結びつくような練習をしていきたいです。

――今年の目標を教えてください。

伊藤圭:今年って言っても、多分僕あと3か月4か月ぐらいなんですけど、とりあえずは競技としての目標は全日本インカレ出場っていうのは掲げていて、競技以外ではもう悔いのないようにっていうところはもちろんですけど、1番はもう楽しんで体操続けてきて良かったなっていう風に、最後の演技を終えた時に今までやっててよかったなっていう風な終わり方を思えるように、そんな感じで終われたらなっていう風に思います。

伊藤陽:競技する中ではちょっと被っちゃうんですけど、全日本インカレに出場することを目標として練習はよりいろんな技に挑戦しつつ、その技をしっかりものにしないといけないと思うので、中途半端なところで終わらずにしっかりやりきっていこうかなって思います。

書く文字を話し合う左から伊藤陽、伊藤圭

――今年大事にしたい言葉は?

伊藤圭:部活で目標にしているみたいなのがあるんで。かっすかすですけど、大丈夫ですか?(笑)

伊藤陽伊藤圭:なんかいい味出てますよ(笑)

伊藤圭:こんな感じで。居酒屋で飾ってそうですね(笑)。「一念発起」っていうのは、一度心入れ替えてもう一度再スタートするみたいなのがあるみたいなんですけど、 コロナとかで色々試合なくなったり、あと行事とかいうのもなくなってたりしてて。 監督との1件もあって、思うように練習ができないとか行事できないっていうことが続いたんですけど、ようやく回復してきて新しいスタートを切るタイミングとしてはいいんじゃないかなっていうところで、気持ちを入れ替えて、もう一度頑張っていくっていう意味の「一念発起」を選んだっていうところです。

(聞き手:松島萌笑、撮影:矢部彩香)

<プロフィール>

◆伊藤圭樹(いとう・よしき)

理工学部インテリジェント情報工学科新4年生。大阪府立富田林高校出身。種目は器械体操。

◆伊藤陽生(いとう・はるき)

生命医科学部医生命システム学科新3年生。宮城県・東北学院高校出身。種目は器械体操。

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