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~主将セレクション2024~ 【ボードセイリング部】「明るく」「楽しむ」プレーをする

 強豪校として日々成長を遂げるボードセイリング部。今回主将を務める畑野と副将を務める吉野の2人が取材に応じてくれた。

--他己紹介
吉野畑野:プレー面はめっちゃいつも真面目。でも出るのは遅いな(笑)。
なんも考えてなさそうに見えて意外と考えてるんやなっていうのは、主将の最後の挨拶とかで分かる。色々互いの話とかを聞いたり、ブログ見たりしてるんやなとは思った。
畑野吉野:プレー面は、正直あんまりモチベーションとかは僕たちの代の中では割と低めに見えるっていうのは率直な意見で。でも今年から運営入って、自分の意見とかこうした方がもっといいんじゃないっていうりんたろうの意見とかもちゃんと言ってくれて助かってる部分もあるって感じかな。
モチベーションあんまないと言ったものの、結構楽しそうにやってて、僕は正直ウィンドサーフィン楽しいって思ったことが1回もなくて楽しそうにやってるのはめっちゃ羨ましい。きついこともあるしリザルトがよくなかったら普通に落ち込んだりするけど、りんたろうの性格的に楽観的というかそこの部分はまじで欲しいなって思う。

--ウィンドサーフィンを始めた理由
吉野:気づいたらというか新歓に来た理由さえも覚えてないけど、最後の最後に来てもう勢いで入ってた。
畑野:新歓来たのは友達に誘われてきました。で、3人で一緒に入ったんだけど、残りの2人は色々事情があってやめて。でも僕が続けたのは、このまま辞めたらもったいないなって思っちゃって。上回生とか先輩たちとかが楽しそうにやってるのを見て、僕も楽しくやってみたいなっていうので続けてみたって感じで今に至ります。

--昨年を振り返って
畑野:6月に関西選手権第一戦でリザルトが僕たちの代の中では良くて、9月のインカレ予選に通るために、予選のボーダー下ぐらいは入ってるっていうのを上回生に言われてこのまま頑張ればいけるんじゃないかって言われて、6月以降とかめちゃめちゃインカレ予選のことだけ考えて練習してたけどいざインカレ予選本番はリザルト全然ダメでボーダーより遥か下だったから、予選終わってからは一旦ちょっと落ち込んだもののこのままじゃダメだなと思って練習し続けてきたって感じかな。あとはその時期ぐらいから来年主将やるかもしれないっていうのが見えてきて、もっと速くなんないといけないっていうのを自分に言い聞かせました。
吉野:やっぱり1番でかいイベントというか出来事と言えば、俺も9月のインカレ予選。毎回の練習とかで俺はそんなにいつも走ってなくて、でもそういうでかい大会になったら、良い順位はたまに取るみたいな、本番に運がいいタイプ。インカレ予選は正直めっちゃ狭い門で、2回生から通る人はめっちゃ少ないから伶介(畑野)もそうやったけど、ボーダー付近の人は頑張るけどそれより下の人は正直諦めてるというか頑張るかぐらいの勢いやったけど、大会2日間あって1日目にボーダー付近にいて。だからそこから先輩たちと色々話してスタートとかを4回生が手伝ってくれて、結果予選通ることができた。そのことがきっかけで前を走る楽しさとか先輩が助けてくれる心強さとかをめっちゃいいなと思うようになった。インカレ予選は1番楽しかったレースで純粋にスポーツとして楽しいなって。そっからモチベーションは上がり下がりしつつ、 運営に向けてこれから頑張ろうって感じです。

--新体制の雰囲気、運営の代になっての感想
吉野:まじで1個思うのは、俺らは全員結構他人任せで楽観的なやつが多いから物事が決まるのが遅いというかぼんって解決が出ないところが問題かなとは思う。いつもミーティングとかであんまり話がまとまりにくい。しゃあないかもしれんけどそういうのもあるよね。
週1確定でzoomミーティング開いて大会のことを話したり毎回の車の割り当てとか、今は新歓でどういうイベントをするかとかそういう細かいことを毎回決めてる感じ。
畑野:まず海上での雰囲気は結構みんな声出してて、活気のある運営ではあるかなって思ってます。あとは僕たちの同期の雰囲気に鼓舞されて1個下とかも声出したり、海上での仕事もスムーズに行っててすごい助かってる。海上以外の部分としては、僕の同期たちは 個性あってまとまりは正直強くはないけど、zoomミーティングとかで1人1人ちゃんと意見言ってくれて、何考えてるかっていうのは結構把握しやすいんでそこも助かってる感じです。

--注目選手
畑野吉野:齋藤雄悟さん。
畑野:今年はNT(ナショナルチーム)にもなってくださったおかげで僕たちも雄悟さんを見習って頑張ろうっていう姿を見せてくれてる。
吉野:結果的にも前の4回生にめっちゃすごい選手がいて、その方とずっと争ってる感じでやったけどその方が引退されたから、インカレは優勝に食い込むぐらいレベルの高い争いが生まれるのではないかと思います。

--今年の目標
畑野:部全員みんな前走るっていうのは目標にしたいんですけど、ちょっと今のところそこまで自分に余裕がないんでまずは自分が前を走ってリザルトを残す。で、そこからリザルトを残した姿見せて部員が主将みたいに走りたいっていう気持ちを起こしてくれたらいいなっていうのが目標。
吉野:運営とかって仕切ってる感じで1個上とか2個上の代は実力がある人が引っ張ってて、それはカリスマ性というかみんなでついていこうって気持ちに実力があったらなるんで、そういう風な先輩たちに追いつけるように僕らの代が全員前を走れたらいいなとは思います。個人は何かの大会で入賞したい。

文字を書く畑野

--今年大切にしたい言葉、その理由
「明るく楽しむ」
吉野:スポーツとか何事においても無理やりやってるやつと楽しんでやってるやったら楽しんでやってるやつの方が成長できる。楽しい方が楽しい。
畑野:プレーしてるときはもちろん真剣にやるけど、時には同期で明るく和んで楽しくプレーして、メリハリつけておこなっていきたい。

ありがとうございました。(聞き手・撮影:藤田桃江)

【選手紹介】

○畑野伶介(はたの・りょうすけ)
2003年4月6日生まれ。愛知県・南山高校出身。 セイルナンバーは35-64。 177㌢・61㌔。理工学部3年。
試合前のルーティンは、レースのスタート前にちゃんと1回漕いでみてスタート切ってみること。

○吉野麟大郎(よしの・りんたろう)
2003年4月7日生まれ。兵庫県立須磨高校出身。セイルナンバーは35-22。 180㌢・65㌔。商学部3年。
試合前のルーティーンは、あえて1番最後に出ることによってみんなを見送って風の感じとかを見て最後に出ること。

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