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~主将セレクション2025~ 【サッカー部男子】さらなる高みを目指し、飛「翔」する

今日から始まった京都府選手権で、新体制のスタートを切ったサッカー部男子。今年度主将を務める鹿取、副将の波多野・馬場拓、女子主将の松本が取材に応じてくれた。

ーー他己紹介

波多野松本:(松本)悠奈は今年女子部の主将、そしてクラブチーム出身として部の中では圧倒的なステージや環境を経験してる分、それを女子サッカー部にどう落としこんでくれるのかっていうのにすごく期待してるし、悠奈だからできる環境づくりにこだわってほしい。それと、いつも明るくて男子サッカー部にも紛れてくる感じはすごく好きだし、女子部と男子部の境界線が無くなってるのは悠奈のおかげだと思います。

松本鹿取:1年生の時からサッカー一筋で。サッカーに対しての熱量は誰よりもあるっていうことが全然関わったことなくても分かるくらいストイックに取り組んでいる人だと思います。自分に厳しくて、いつも自分を追い込んでいるイメージです。全然関わったことなくても…

鹿取:めっちゃそれ言うじゃん笑

松本:全然関わったことなくてもズバズバ言ってくるあたりは人にも厳しく自分にも厳しくが確立されていていいなと思います。サッカーはもちろんそれ以外でも頼りになります。

鹿取馬場拓:馬場拓さんは、小学校からの知り合いで、中高大とずっと同じチームで長くプレーしているのでやりやすいし、自分のことを1番理解してくれているので頼りになります。ピッチ外でもとても明るくてユーモアある性格なのでいつも楽しませてもらっています。ただ、少し抜けている部分もあるので、今年は副将としてそこはしっかりしてもらいたいですね笑。

波多野:何年目だっけ??

鹿取:プレーするのは10年目で、知り合ってからは12?13?年目です。

馬場拓波多野:一言で言うと存在感。俺は、チームを盛り上げる。鹿取はプレーで引っ張る。崇史はプレーもそうだけど、人を引っ張る力は誰よりもある。それに、考える力がすごくて崇史の言葉にはすごく重みがあって。というのも、普段から人よりも考えているからだし、発言した時の影響力も大きいから、そういうところをチームにいい方向になるように生かしてほしいと思います。

ーー今年のチームの雰囲気
鹿取:明るい雰囲気で、去年の終わりはいいチームであり、強いチームを目指していてそういう組織になってきた中で、積み重ねができています。また、学年問わずに言い合えるし、仲が良いのもいいことだと思っています。

ーーそれぞれが思うサッカーの魅力

松本:人との巡り合いがあることだと思います。サッカーを通じて出会った人は全員が尊敬できて、分かり合える部分があって。本気でやっているからこそ出会える人がいるので、人との巡り合わせだと思います。

鹿取:サッカーひとつ、ボールひとつで仲間や応援してくれる家族や友達も含めチームひとつになれて熱中できることが自分にとってはたまらないです。また、勝った時の気持ちは何にも変えることのできない1番幸せな瞬間で。だからこそサッカーがやめられない理由ですかね。
個人的なことだと、プレーは頭使って体で表現することが楽しくて、正解がないからこそたくさんのアイディアがあって、それを探し求めるのがとても楽しいです。
馬場拓:僕は結構悠奈さんと近い、バカみたいな熱いヤツらと一緒になれるって言うのが1番で、鹿取がサッカーをやめない理由って言ってて、俺がサッカーやめない理由ってなんだろうって思ったら、別にサッカーが超好きっていうわけじゃないし、サッカー超好きだったら多分家でずっとボール蹴ってると思うし、そうじゃなくて、サッカーで出会える仲間がめっちゃおもろいからいるんだろうなって思うし、小中高大とサッカーやってきたけどやっぱり仲間が巡り合わせが良かったって言うのが一番かな。
波多野:僕は全く同じこと言おうと思ってたんだけど、逆説風に言うと長所の寄せ集めができるスポーツだと思ってて、どういうことかというとキーパーはゴールを守ることが好きな人、センターバックだったらヘディングが強い人、フォワードだったら点決めれる人、ボランチだったらパスができたり足が速いとかいっぱいそれぞれの長所があるんだけど、それぞれを寄せ集めで長所だけを集めたらサッカーができるっていうのがあって、短所を潰せる、自分の短所をほかの人が補ってくれるって言うのがめっちゃサッカーの面白いところで、他のスポーツは自分の短所を自分でなんとかしたり、自分でなんとかしなくちゃいけない状況がめっちゃ多いけど、サッカーは自分の短所は短所として残しても、誰かの長所で補ってそれが形になるから、これがサッカーの魅力ですってよく就活で使ってます笑

ーー今年の注目選手
波多野:俺はゴールキーパー陣。選手って言っててズレてると思うけど、今年、去年(金沢)一矢くん、小山くん、偉大なるセンターバックが抜けて守備っていう面がひとつ急務な課題としてあって、そのなかでチームキーパーとして誰が出ても遜色ないプレーするし、誰が出ても自分の色にチームを染めて自分の色で守れるゴールキーパー陣。Aチームのいま栗(栗村)と俺とダニ(祓川)以外にもBチームにも(佐藤)瑞起とか、新入生もいい子入ってくるんで、どれだけキーパー陣で守備を固められるか、キーパー陣に注目あれ。
鹿取:自分は両サイドバック鈴木良と安井凌で。
波多野:Wりょう!渋いところ行くね。
鹿取:僕は本当に去年からなんですけど、あの二人はサッカーの時、静かそうに見えて結構内に秘めているものが俺はすごいと思ってて、大舞台にも強いし、チームが苦しい時に誰よりもハードワークして、両サイドをやられないっていうのは同志社の強みだし、粘り強い戦いができるのはあの二人の献身性には去年も何回も支えられているので、今年もすごい両サイドバックが見れるのではないかなという部分で注目選手です。
馬場拓:僕は中山織斗です。去年もブレイクしたとはいえまだまだもっとやって欲しいと思ってるし、今年は僕は左側にポジションとしては位置を取るんですけど、あいつにどれだけいい状態でパスを出せるかっていうのが自分のミッションでもあると思いますし、あいつにパスを出せばゴールを決めてくれるだろうとか、何とかチャンス作って鹿取や野頼にいいパス作ってくれるだろうとか、やっぱり左の中山織斗が、普段はすごい生意気なんですけど、サッカーになったらすごい頼りがいのあるやつなんで、今年は注目して欲しいと思います。
松本:関と笹生かな。選手だけど女子部のコーチみたいなことをしてくれて、2人ともサッカーの面でも頼りになるというか、プレーしてる時期があったら部の中でも一目置かれる存在だけど、怪我が多くて上手く輝けてないという4年間を送っている中で、もうすぐ復活劇が見れるかなっていうところで自分は近くで見てるって言うのもあるけど、それも込みですごく注目してます。
波多野:プレーできてない時間が長いのに普通に輝いてるのがすごい。輝いていないわけじゃない。もっと輝ける。それを見たい。でもただでさえ存在感がすごいから。

ーー今年の目標
鹿取:チームは天皇杯、総理大臣、インカレ、全部全国行って、大学のインカレと総理大臣は日本一を獲るっていうのは口だけじゃなくてしっかり結果で示すことがチームとしての目標です。個人としては、具体的な数字でいうと、リーグでは10ゴール10アシストと、両方2桁行くのを目指してますし、その中でしっかりチームに貢献するっていう部分はあるので、そこをしっかりやって、プロに来年いけるようにしっかり基礎的な力、個人的な力っていうのはつけていこうと思っています。
波多野:プロじゃなくてJ1ね。
鹿取:はい、J1で。海外行けるように頑張ります。
波多野:ツッコミ入れといて俺の。笑
馬場拓:個人としての目標は1年間フル出場。やりたいと思ってます。実際僕が出た試合は今のところ負け無しです。
波多野:去年ね!去年だから!
馬場拓:勝率100%なので。
鹿取:ちなみに6試合しか出てません。
波多野:1.2年生の時はほとんど失点してます。
馬場拓:これまじで使って!馬場負け無し、全勝!
鹿取:馬場稼働率すごい悪いです。
馬場拓:なので、全部の試合に出て全部勝って、勝率100%を維持したいということでお願いします。
松本:女子部の目標は今まで1部に昇格したことがないって言うところがあるので、関西リーグ1位を目指して男子チームと同じピッチで立てるように頑張ります。個人の目標は、この3人、2人かわからないけど、将来サッカーを続けるっていう選択をしている中で、自分は今年で最後っていうのを高校生の時から大学で最後って言うのを決めてきてるので、本当に集大成、だけど貪欲にサッカーが好きっていうのと上手くなりたいっていうそれだけで自分はやってきたので、上手くなりたいっていうのはもちろんまだまだ上手くなれるっていうのはずっと思ってるので、上手くなりつつ、いい終わり方ができるように、有終の美を飾りたいです。

ーーこの目標達成のためにすること
鹿取:チームとしてはやっぱり自分たちはサッカーに対して明るい組織なのでそこはいい部分で、その中で練習の厳しさが試合に出ると自分は思ってるので、そういう環境作りっていうのはしっかり作っていかないといけないなっていう部分と、チーム全員のひとりひとりのモチベーションをあげるっていうのは自分の役割としてあるので、そこはしっかりコミュニケーションをとるだったり、話し合いのところでプレーのとこでもそうですし、細かいところに気を使って、チームをいい方向に、厳しい環境かつ明るいいい組織を作って行けるようにやっていきたいなと思っています。
馬場拓:僕は怪我をしないっていうのもやっぱりチームが日本一になるための手段だと思うので、そういった所で自分が怪我をしないって言うのもそうですけど、逆に自分が怪我して、もしこんなこと嫌ですけど、自分が怪我をした時に出れるセンターバックだったりっていうのが、去年は金沢一矢と小山凌っていう絶対的なセンターバックがいたので、それ以外のセンターバックと一緒に成長していきたいなと言うのがあるので、僕らのレベルが上がれば攻撃のレベルも練習の中でいっぱいやりあうので、レベル上がっていくかなという風に思うし、自分一人じゃなくて、守備陣全体のレベルを上げていきたいなと思います。
波多野:俺はサッカーに打ち込むためにしっかりやっぱり自分で覚悟を決める。色々考えちゃう分、すごい頭がパンクしそうなくらいいつも色んなことを考えているから、しっかりと芯を持って1個自分の覚悟を決めるっていうところと、心の底からサッカーをもう1回楽しむっていうところを出来れば間違いなく力を発揮出来ると思うから、しっかりそこに向き合っていきたいなと思うのと、チームとしては鹿取中心に引っ張って言ってくれると思うからそこをうまく副キャプテン2人とか入れながら底上げしながらみんなが鹿取についていきやすい環境を作れればと思います。
松本:女子チームだけで言うと、すごい個人差があるチームで、自分みたいにずっとサッカーしてますとか全国大会経験してますとかそういう人もいれば、大学からサッカー始めましたとか、小学校の時やってて中高やらずに大学からまたやりましたとか、色んな境遇の人がいる中で、自分が勝つために必要なことはずっとチームの底上げと上が引っ張るっていう2つが必要だと思ってて、初心者の人は頑張ってるっていうのを、頑張ってるのは分かるけど、それが何か目に見える成長に繋げられるような底上げをしていくなかで、できる人達が止まってちゃいけないっていうのがあるので、上は上を目指してっていうのを忘れないようにしつつ、底上げが1番大事かなと思います。
波多野:1部行こう!!まじで、今年行けそう?
松本:まじで今年しかない。

ーー京都府選手権、リーグ開幕に向けての意気込み
松本:1部昇格と、自分たちは皇后杯っていうのがあって、そこは関西大会とか全国大会に続いていくところなので、京都府で優勝っていうのを2つ目標に笹生と関と掲げているので、それを目指して頑張ります。
波多野:鹿取がいう日本一に向けて京都府選手権は通過点でしかない。今までは京都府選手権1個獲りたいなっていう目標のもとやってたけど、今年に関しては通過点でもっと高いところをめざしているから、そのために準備。今けが人もでてるから、総合力ってところでしっかりと相手を倒して日本一までつっぱしれたらと思います。
馬場拓:全国優勝をする上で、まずは京都でいちばん強いっていうのを証明しなきゃいけないと思うので、その舞台がもうすぐに3月もう控えてるので、そこで優勝して、しっかり弾みをつけてリーグ戦も戦って優勝出来たらなというふうに思っています。
鹿取:同志社は勢いに乗ったら止められない部分が本当に魅力なので、全国優勝するっていう先を見据えるのも大事ですけど、1試合1試合死ぬ気でそれが全国決勝って思うくらいの熱量で常に戦っていれば絶対負けないと思うので、そこはぶらさずしっかり熱量持って1試合1試合戦いたいと思います。

ーー新入生に向けてのメッセージ
鹿取:同志社大学は高みを目指して、いい環境でサッカーが出来ると思うので、新入生入る選手は覚悟を持って入ってきてほしいっていうのが1番の思いですし、日本一目指すっていう選手をぜひ本当に大歓迎なんで、そういう熱い選手たくさん来てください。
波多野:これが今までと1番違うとこ。今まではみんな基本的に誰でも参加してみたいな、みんなでサッカーを盛り上げていきましょうみたいな要素が強かったけど、今年に関しては熱くて覚悟。本当にそこに詰まってるからそういう選手を俺たちは求めてるし、そういう選手に来てもらいたいから、ただ入りたいとかそういう人たちじゃなくて、本当にみんなで日本一を目指せる選手に集まって欲しいって言うのを鹿取の言葉で強調して書いといて。
鹿取:普通に書いといてもらえれば。
松本:そんな厳しいことを仰ってたけども、みんな来てくれた人には本当に人間として優しいし、人間としても成長出来るような部活になってると思うので、入って損なしっていうところと、偉大な先輩がみなさんに優しくしてくれると思います。
波多野:損なしじゃなくて得しかないな!損がないわけじゃないからな、得しかない、いい事しかない。

◎共通質問

ーー今年大切にしたい言葉

今年のサッカー部のスローガンが継翔で、継承×飛翔という意味なんですけど、伝統を受け継ぎながら飛躍したいという意味を込めてこの言葉にしました。

色紙を書く鹿取

(聞き手・村川愛実、大橋楓子)

【プロフィール】 

◆鹿取勇斗(かとり・ゆうと)

2003年11月11日生まれ。神奈川県・桐光学園高校出身。174㌢・68㌔。商学部新4年。

◆波多野崇史(はだの・そうし) 

2003年7月14日生まれ。サンフレッチェ広島ユース出身。183㌢74㌔。スポーツ健康科学部新4年。

◆馬場拓己(ばば・たくみ)

2003年4月25日生まれ。神奈川県・桐光学園高校出身。180㌢・77㌔。法学部新4年。

◆ 松本悠奈(まつもと・ゆうな)

ザスパクサツ群馬レディース出身。163㌢。文化情報学部新4年。

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