夏に開催されるインカレに備え、日々鍛錬を重ねる自転車競技部。主将・天野（新商3）、副将・三村（新文情3）の2名が主将セレクションに応じてくれた。

ーー他己紹介をお願いします

三村→天野：最初はあまり喋らない感じだったんですけど、やっぱりあんまり積極的に喋らない分、内に秘めてるものっていうのはすごい大きいのかなって思ったり。結構最初は自分から行動するのが苦手なタイプだったと思うんですけど、最近は主将になって結構自分から行動することが増えてきて、日に日に成長を感じる部分があるかなと思います。

天野→三村：最初は選手として入ってきてたんですけど、最近はなんか結構選手じゃなくてマネージャー的な存在というか、何て言うんだろうな、部のことを結構客観的に見てくれてて。僕に直接こういうところ、主将としてこういうところをちょっと変えていった方がいいんじゃないとか客観的なアドバイスをくれるので、非常に頼れる存在です。

ーー昨年を振り返って

天野：昨年は僕自身、結構競技に対してのモチベーションが下がっていて、僕も下がってたんですけど、チーム自体も結構一定数の人のモチベーションが下がっていたところはあったので、今年は僕が主将としてモチベーションを上げて。で、去年はあんまり成績が振るわなかったので、今年は自分自身、主将としてもチームのモチベーションを上げて、全体でいい成績を出せたらいいなっていう風に思います。

ーー新体制になってから変わったことは

天野：今年からは結構チームでコミュニケーションを取ることを意識して、土日に合同練習を企画したりだとか、あとはミーティングなども積極的に取り入れたりして、チームのチーム間のコミュニケーションを取って、練習の進捗度合いとか確認し合ったりはしています。

ーープライベートでの部員の交流は

天野：意外とキャンパスはちょっと違う。でもたまに、僕だと先輩とか後輩とかと飲み会したりとか。あとは、プライベートだとラウンドワンとか遊びに行ったりとかは（笑）。

三村:推薦で入ってきた人とは、やっぱ内部生から入ってきた人、なんか大学から競技始めた人っていうのが大まかに2極化するんですけど、僕はどちらかというと大学から始めた側なんで、大学から始めた後輩とかが孤立しないように積極的に遊びに誘ったりとかはしてます。

ーーチームの注目ポイントがあれば

天野：ちょっと難しいですけど、コミュニケーション

三村：今は結構いい感じには、いってるね。

天野：どこがダメだったか、チーム間で指摘し合えるっていう関係です。

ーーどんなチームを目指したい？

天野：互いに切磋琢磨しあう関係がいいです。

ーー今年の目標

天野：個人の目標としては、まずインカレで完走することを目標として、あわよくば入賞できればなっていうところで。で、チーム全体の目標としては、勝ちにこだわるっていうところはすごい意識してて、チーム全体で勝ちに行くっていうところを意識して試合に臨んでいって、そのためには日々の練習をしっかりしていくっていうところを徹底していきたいなと思います。

三村：天野くんからもあったように、選手としてはもうほぼ引退状態なんで、どちらかというと裏方で部活には参加するんですけれども、やっぱり勝ちにこだわる選手たちの負担をいかに和らげるかっていうのが自分にとっての1番重要なポイントだと思うんで、いかに裏方の仕事を回せるかで、チームの目標が勝ちにこだわるっていう感じだったんで、やっぱり選手の事務的な業務をできるだけ自分が減らせたら、そこが今年の自分の目標です。

◎共通質問

ーー今年大切にしたい言葉

天野:「踠く（もがく）」という言葉で、まず自転車の練習で結構力を込めて漕ぐみたいな、全力を出すみたいな時に踠くっていう言葉を使うんですけど、それに近い、部活全体で踠いていこうみたいな、全力を出し切っていこうっていうのもかけて、この「踠く」という漢字を選びました。

(取材・構成：久岡悠人、黒田周良)

【プロフィール】

◆天野裕太(あまの・ゆうた)

2005年1月19日生まれ。広島城北高校出身。今年度、自転車競技部の主将を務める。177㌢・70㌔。商学部新3年。

◆三村航生(みむら・こうき)

2004年9月23日生まれ。京都府・同志社高校出身。今年度、自転車競技部の副将を務める。171㌢・61㌔。文化情報学部新3年。