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~ルーキー特集~ 【ボート部】のびしろ十分、未来のエースは俺だ

大阪府立漕艇センターでボート部注目のルーキーに取材に応じてもらった。

ボート部期待のルーキーは寺井大貴(商1)。「父と兄がボートをしていて、ボートがすごく身近な存在だった」。大学から新たなスポーツに取り組み、再スタートを切ろうとした彼を後押ししたのは家族の存在だ。小学生から野球を始め、高校までその道一筋。「持ち味は粘り強さ。野球も接戦の終盤で粘り強く戦うというチーム方針でやってきた」。やりきった野球に区切りをつけ、野球で培った経験と強みをボート競技にも生かしている。

「水上でスピードが出た時の風を切る感じとか、進んでいる感じが普段はなかなか味わえないことだと思うので、そこがすごく楽しい」。寺井は大学から始めたボート競技の魅力をそう語る。明治24年に端艇部として成立した学内最古のクラブである同志社ボート部。今までも全日本選手権、関西選手権等、数々の大会で優秀な成績を残し続け、名実ともに伝統のあるクラブだ。その門をたたくことはそう容易なことでないゆえ、寺井の挑戦心が伺える。

この企画の取材日は、寺井にとってデビュー戦であった。「技術的なところでまっすぐに船を進められなかった」と振り返ったが試合に出場し、課題も見つかった。「このレース(関西選手権)で優勝された先輩方のように自分もいろいろな大会に出て優勝しまくれるようになりたい」。勇敢でかっこいい先輩たちの背中を追い求め、全力で4年間を駆け抜ける。【文責・丸山潤一郎】

★共通質問

「YOUは何しに同志社へ」

寺井:もともと志望校で、指定校推薦で入学しました。インカレに出て日本一をとりたいです!!

ポーズをとる寺井

◆寺井大貴(てらい・だいき)

2003年9月30日生まれ。鳥取県立米子東高校出身。高校までは野球部に所属。商学部1年。

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