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~ルーキー特集~ 【準硬式野球部】自分たちの色で日本一へ

春季リーグ戦、予選トーナメントと厳しい戦いを勝ち抜き、2年連続で全日本選手権大会(以下、全日)出場を決めた準硬式野球部。真夏の日差しが照りつける中、5年ぶりの日本一を目指し、最終決戦へ向けた準備に抜かりはない。ここまでの戦いであまり出番はなかったが、期待の新星2人が全日のベンチ入りを果たした。その2人を紹介する。

1人目は安藤康城(こうせい)。香川県の甲子園常連校・高松商業で下級生からレギュラーとして出場してきた。中軸を務めた昨夏も全国高校野球選手権大会に出場。初戦で強豪・作新学院を破り、香川県勢として4年ぶり、同校として25年ぶりとなる夏の甲子園での勝利に貢献した。

同志社準硬では多くの高松商業OBが活躍している。今年度主将を務めている真鍋(スポ4)を筆頭に、捕手の新居(スポ3)、内野手の篠原(商2)の3人の高松商業OBがスタメンに名を連ねている。安藤が同志社大学への進学、そして準硬式野球部への入部を決めたのはその先輩たちが影響している。「最初に練習に参加したときから馴染みやすい雰囲気を作ってくださって、ご飯にも連れて行ってくれる本当に優しい先輩方です」(安藤)。今年の全日は地元香川開催だ。非凡な打撃センスを遺憾無く発揮し、故郷で異彩を放つ。

(左から)取材に応じる安藤(スポ1)、池谷(心1)

2人目は池谷友希。池谷も先輩の影響を受けて同志社に進学してきた選手の1人だ。「目標とする選手は向久保(商3)さんと吉崎(心2)さんです」と語り、日々練習に励んでいる。彼の強みは力強いバッティングと物怖じしない強い心だ。1年生ながらベンチ入りを果たせたのは実力だけでなく、メンタル面も大きいに違いない。「自分たちの色を出して日本一をつかみとりたい」。大舞台でも自身の存在感を示し、勝利に貢献したいところだ。

大会は8月22日に開会式、27日に決勝戦が行われる。23日に初戦を迎える同志社。九州産業大学と対戦する。真鍋組の集大成、そしてその輪の中で輝く期待のルーキーたちに注目だ。

(文責・丸山潤一郎、撮影・松井麻衣)

★共通質問

 ーー「YOUは何しに同志社へ」

安藤:高校の野球部の部長さんと同志社大学に進学した先輩から勧められて同志社大学を選びました。

池谷:先輩が同志社大学に何人も行っていて、雰囲気を聞いていて、自由な雰囲気でとてもいいなと思ったので同志社大学にきました。

◆安藤康城(あんどう・こうせい)

2003年11月24日生まれ。香川県立高松商業高校出身。166㌢・67㌔。右投げ左打ち。ポジションはサード。憧れの選手は吉田正尚(オリックス・バファローズ)。スポーツ健康科学部1年。

安藤康城

◆池谷友希(いけや・ゆうき)

2003年4月7日生まれ。静岡県立静岡高校出身。172㌢・72㌔。右投げ右打ち。ポジションは外野手。好きな女優は白石麻衣。心理学部1年。

池谷友希
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