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【レスリング部】西日本新人戦、57㌔級の安渡が優勝!

7月2日に堺市金岡公園体育館(大阪府)で令和5年度西日本学生レスリング新人戦が行われた。2日目に実施されたのは男子フリースタイルの部。同志社からは57㌔級に川本・大北・安渡、61㌔級に小泉、79㌔級に内田が出場。初戦から決勝戦まで計4回の試合に勝利した1回生の安渡が優勝を収めた。

川本の1回戦の相手は帝塚山大の沼田だった。開始早々に片足タックルから2ポイント取られる。その後連続で失点したが、相手の隙をつき2ポイント返した。しかし、4:30時にバックを決められる。そのままローリングも決められ2-12でTフォール負けとなった。

川本(理工2)

大北の初戦の相手は周南公立大の楠。開始直後から果敢に攻め、2ポイント先制する。しかし、4:52時に同点に追いつかれた。その後、バックからアンクルホールドを決められ2-12でTフォール負け。

大北(経2)

小泉の1回戦の相手は日本文理大の林。開始30秒後に2ポイント先制する。場外に追いやられ1ポイント返されたが、両足タックルからバックを決めた。そのままローリングを2度決め、連続で得点を獲得。3:49時に片足タックルからバック、ローリングを決め12-2でTフォール勝ちを収めた。2回戦の相手は九州共立大の千葉。以前にも対戦したことのある選手だ。「前は接戦で負けたから、今度こそ勝つぞって気持ちで挑んだ」(小泉)。試合開始1分後に相手を場外に追いやり先制点を獲得。しかしその後、立った状態から投げ技を決められ4ポイント返させた。そのまま両肩をマットに付けられ惜しくもフォール負けとなった。

小泉(商2)

内田の1回戦の相手は立命館の尾関。前日に行われたグレコローマンスタイルの試合で優勝した強敵だ。前半終了1分前にパッシブにより先制された。1ポイント差で迎えた後半戦。粘りをみせたが、ビックポイント技を2回決められ0-12でTフォール負けとなった。

内田(商2)

安渡は組み合わせにより2回戦から出場。相手は日本文理大の東だった。4:35時に相手を倒し、そのままローリングで4ポイント先制。後半戦に入り2ポイント返されたものの、相手の背後にまわりアンクルホールドを2度決め、12-2でTフォール勝ち。
3回戦は九州共立大の半田と対戦した。開始30秒、相手の両脚を掴み2ポイント獲得。次々に技を決め、前半戦を8ポイント差で終えた。後半戦、2度場外に追いやられ2ポイント返されたが、最後は両脚タックルから相手を倒し11-3で判定勝ち。
準決勝の相手は九州共立大の秋山。アクティブにより先制。しかし、前半戦は両者譲らぬ戦いとなり、追加点を獲得できなかった。後半戦開始直後、片足タックルからアンクルホールドを2度決め、6ポイント獲得する。その後、片足タックルから4ポイント獲得の大技を決め、この時点で11-0。相手がチャレンジを出したが、失敗したことにより、12-0で決勝戦に進んだ。
決勝戦の相手は日本文理大の二宮。4:42時、相手に片足タックルを入れられたが、相手の隙をつき、マット上に伏せらせる。そのままローリングで合計4ポイント獲得。後半戦では、片足タックルに入ると、そのまま相手をひっくり返し追加点を得た。試合終了間際に得点を挙げ、8-0で優勝を決める。「初戦は緊張でめっちゃかたかったけど、どんどん調子を上げれて決勝戦で結構いい動きができた」と振り返った。

安渡(理工1)

安渡は優勝したが、結果に満足していない選手もいるはずだ。次戦は8月26-29日に行われる全日本学生選手権大会。今大会に出場しなかった3.4年生も出場する。約2ヶ月間の準備期間を経て、更に強くなるであろう同志社レスリング部に期待が高まる。
(文責:番匠麻衣、撮影:番匠麻衣、金井莉子)

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