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【ヨット部】招待選手から学んだ3日間

3月19~21日に、滋賀県立柳ヶ崎ヨットハーバーにて第38回同志社ウィークが行われ、同志社大学は470級で大石(社3)・山田(商2)/粟野(心理1)艇が5位入賞、スナイプ級で内貴(商3)・秋田(政策2)艇が優勝に輝いた。

同志社ウィークは同志社のOBが運営をする大会である。新型コロナウイルスの影響で開催できない年が続き、3年ぶりの開催となった。企画や運営を中心となって行ったのは、卒業間近の4回生。さらに歴代のOBが数多く運営に携わった。

今大会の特徴はトップセーラーを招待したこと。470級では吉田愛選手、岡田奎樹選手、吉岡美帆選手、市野直毅選手、スナイプ級では白石潤一郎選手が出場した。学生選手にとって、日本を代表するトップセーラーとともに走ることができる貴重な機会となった。

吉岡美帆選手・岡田奎樹選手

初日、2日目は琵琶湖でも珍しい大きく振れる風が吹き、風待ちが続く。最終日の午後からは、北東方面から吹く風で安定したレースが行われた。

大石・山田/粟野艇は1レース目を2位でゴール。好調な滑り出しを見せた。しかし2日目の4レース目で制限時間内にフィニッシュできず、DNFとなる。迎えた最終日。前日のDNFを引きずることなく、4レース目を5位、5レース目を3位でフィニッシュ。見事5位入賞を果たした。

笑顔の山田と大石

内貴・秋田艇はレース序盤、(1-2-6)と安定したスタートを見せた。しかし、2日目の最終レースでは、時間内にフィニッシュできず。琵琶湖の風に翻弄される。最終日には前日の失敗を跳ね除け、落ち着いたレース展開で1位に輝いた。「周りの選手や人数の多さを気にせずに、自分が練習を通して正しいと思ったことを信じた。結果として出てよかった」(内貴)。

内貴・秋田艇

今シーズン最初の大規模なレースを終え、各選手が今後の課題を見つけた。ハーバーでは、学生選手がトップセーラーに質問をする場面が多く見られた。同志社大学ヨット部が、様々なことを吸収しさらに成長する姿に期待が高まる。(文責・撮影 井出菜月)

招待選手から直接話を聞く大石
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