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【ヨット部】8名が個人戦本戦への切符手にした!

7月1、2日に、海竜マリンパーク(富山県新湊マリーナ)にて令和5年度近畿北陸学生ヨット選手権個人戦が行われた。今大会は9月に行われる全日本学生ヨット選手権大会個人戦の予選となっており、各クラス1位〜6位までのヘルムスマンに本戦への出場権が与えられる。同志社からは470級6艇、スナイプ級5艇が出場。両クラスともに同志社が上位を独占し、計8名が本戦への出場権を手にした。

迎えたレース初日、朝から降り続く雨による視界不良のため出艇が2時間延長された。11時半頃に全艇が出艇するも、風が弱く選手たちは水上で待機。13時すぎに第1レースがスタートしたが、N旗が掲揚され両クラスともにノーレースに。この日のレースはこれで終了となり、翌日のレース結果のみで順位が決定することとなった。

2日目、予定通り9時に両クラスとも出艇し、10時半頃にレースがスタートした。470級では主将大石(社4)・後藤(商2)ペアが1位でゴールし、さすがの帆走。スナイプ級では若きエース西内(商2)・江見(法2)ペアがトップでフィニッシュし、2位の京大に続く3位から6位までを同志社艇が独占した。

大石・後藤ぺア
西内・江見ペア

続く第2レース、470級では長谷川(商4)・白數(スポ3)ペアが1位を勝ち取り、スナイプ級ではまたも西内・江見ペアがトップでゴールした。第3レースでは、スナイプ級の内貴(商4)・柳本(経2)が、西内らを追い越し1位でフィニッシュ。470級田原(社2)・西山(社3)艇は3位でゴールし、この時点での順位は8位となる。本戦への出場権獲得の可能性を信じ、第4レースに挑んだ。470級では、長谷川・白數ペアが2度目の1位をつかみ、スナイプ級では徐々に調子を上げていた西尾(商3)・須藤(法3)ペアがトップでゴール。

このレースが最終レースとなり、470級では大石・後藤ペアが1位、長谷川・白數ペアが2位、小菅(商3)・小松ペア(政策4)が4位で入賞を果たした。田原・西山ペアは7位となったが、大石がジュニアワールドに出場し本戦に出場できないため、繰り上がり長谷川、小菅、田原の3名が本戦出場権を獲得。今井(心理2)・山田(商3)ペアは11位、久保田(経1)・向井(法2)ペアは19位で、惜しくも予選敗退となった。
スナイプ級では西内・江見ペアが1位、内貴・柳本ペアが2位、山﨑(商2)・秋田(政策3)ペアが3位、西尾・須藤ペアが4位、川戸(経4)・川内(経3)ペアが6位で入賞。西内、内貴、山﨑、西尾、川戸の同志社スナイプ級ヘルムスマン5名全員が本戦出場権を獲得した。

西尾・須藤ペア
山﨑・秋田ペア
川戸・川内ペ

同志社が上位を独占し、本戦への切符をつかんだ今大会。個人戦本戦に向けて、そしてその後の団体戦に向けて、選手たちは休むことなく練習に励む。日本一を手にするまで、彼らの成長に目が離せない。(河場真世)

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