ヨット部
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【ヨット部】激戦制し、上位入賞果たす

令和6年度近畿北陸学生ヨット新人戦

 8月10日、11日に滋賀県立柳が崎ヨットハーバーにて令和6年度近畿北陸学生ヨット新人戦が行われた。同志社からは470級から6艇、スナイプ級から5艇が出場。総合成績は470級で出口(社2)・平沼(法1)ペアと谷(スポ1)・竹本凜(経1)/文(政策1)ペアで構成されるAチームが優勝する。スナイプ級は竹本怜(経1)・北東(商1)ペアと古田(神2)・阿部(法1)ペアで構成されるAチームが3位入賞を果たした。
 初日は9時30分ごろに出艇したが、風が吹かず水上待機が続いた。12時過ぎに第1レースがスタートすると、470級で出口・平沼ペアが1位でフィニッシュ。谷・文ペアも3位でフィニッシュし順調な滑り出しを見せた。スナイプ級では2位で落合(経2)・前田(文1)ペアがフィニッシュする。「スタートをしっかり出ることができて、気分も楽にして進むことができた」(落合)。第2レースは470級で谷・文ペアが2位、出口・平沼ペアが3位フィニッシュし1位をキープ。スナイプ級では惜しくも第1レースでリコールをしてしまった竹本怜・北東ペアが1位を獲得し、挽回に成功する。風力が上がった第3レースでは、470級の出口・平沼ペアが1位、谷・竹本凜ペアが2位でフィニッシュし上位を維持した。「風の幅があるコンディションの中で、クルーとコミュニケーションをしっかりとって、状況に合わせることができた」(出口)と試合を振り返る。スナイプ級では古田・阿部ペアが1位でフィニッシュした。

谷・文ペア
竹本怜・北東ペア

 2日目は風が弱く、10時30分ごろに出艇した。第4レースが開始すると、470級で谷・文ペアが1日目に引き続き上位でフィニッシュ。「スタートが悪くて厳しい展開だったけれど、最後はしっかりと挽回して、フィニッシュできたので良かった」(谷)。スナイプ級でも竹本怜・北東ペアが2位、古田・阿部ペアが3位でフィニッシュし総合順位を徐々に上げた。最終レースとなった第5レースでは470級のAチームは2艇ともシングルでフィニッシュ。スナイプ級は竹本怜・北東ペアが1位、落合・前田ペアが2位を獲得した。

落合・前田ペア

 2日間で5レース行われ、470級の個人成績は1位とわずか1点差で出口・平沼ペアが2位、谷・竹本凜/文ペアが3位で終了。「ちょっと詰めが甘い部分があった」(出口)と反省点を挙げた。スナイプ級は落合・髙橋(文1)/前田ペアが優勝を果たす。「最後まで諦めずに自分ができることを出し切った結果、優勝ができた」(落合)と試合を分析した。

試合後の選手たち

 風が安定しない中で自分の実力を発揮できなかったペアもいたが、多くの学びを得た今大会。この大会で露呈した課題を克服し、次なる試合でさらなる躍進を遂げることを誓った。来月行われる個人戦本戦、そして11月に行われる団体戦で総合優勝をつかむべく、彼らの挑戦は続く。(文責:沼野涼音、撮影:青山由菜、沼野涼音、堀早槻)

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