同立戦
5月26日、同志社大学アメフト場(京都府)で同立戦が行われた。同志社は立教大と対戦。先制点を奪取するも、その後は得点が停滞し、苦しい状況が続く。しかし終盤で同点に持ち込み、最後は主将のシュートで見事逆転勝ちを収めた。
「自分たちがやりたいことをしっかりして勝ち切る」(篠原・商4)と意気込み、立教大との伝統の一戦を迎えた。
第1Q、相手ゴーリーから味方へのロングパスのインターに成功した篠原はそのままゴール前まで運び、確実にシュートを決める。その後、立教大に2点を献上するも、終盤には尾崎(文4)がカットインシュートを放ち、3-2で第1Qは終了する。
第2Q、追加点を狙うも、立教大のディフェンスに阻まれ、得点を挙げることが出来ない。ポゼッションは徐々に立教大へと傾き、厳しい展開が続く。幾度か追加点の機会を作るも、生かすことが出来ず、3-4で試合を折り返した。
第3Q、立ち上がりから積極的に攻めたい同志社だったが、立教大のポゼッションが続き、点差は3点差まで広がる。しかし、奥洞(文4)が相手ファールにより、フリーシュートを獲得。掴んだチャンスを確実に決め、4-6で最終Qへと望みをつないだ。
そして迎えた最終Q、羽場遥のフリーシュートで流れを手繰り寄せると、ここから最後の猛攻が始まる。ボールを保持していた羽場遥がゴール裏から上がってきた羽場由(生命2)にパス。そして振り向きながらに放った速攻シュートがゴールネットを揺らした。試合終盤で同点に追いつき、相手がたまらずタイムアウトを要求。その後、同志社の積極的な攻撃が相手のファールを誘い、フリーシュートを獲得する。最後は主将の篠原が冷静に決めきり、7-6で試合は終了した。
「日々の練習を大切にしつつ、全員で頑張っていきたい」(篠原)とリーグ戦に向けての意気込みを語った。昨年の悔しさを糧に、今年こそ関西王者の座を奪還せよ。 (文責・撮影:近藤真子)