第34回関西学生ラクロスリーグ戦
9月29日に第34回関西学生ラクロスリーグ戦第6戦が浜寺公園第一球技広場(大阪府)にて行われた。同志社は武庫川女子大と対戦。序盤は先制点を奪われるも、その後は果敢に攻め続け21―3で勝利を収めた。
「20―0で勝てる相手だから勝つ質にこだわって勝ち切ろう」(篠原・商4)と意気込んだ。
両チームの応援が白熱する中で始まった第1Q。開始1分で相手に先制点を奪われる。しかし2分後、篠原がシュートを決め同点に追いつく。続けて羽場遥(生命4)がシュートを決め勝ち越しに成功。中盤、相手のパスをゴーリー和多田(社4)がカットするも、直後に追加点を奪われてしまった。残り3分半、白井(社3)がDF陣を上手く交わしクロスを大きく振りかぶり追加点を上げ、悪い流れを断ち切る。同志社側に流れを戻し、6―2で第1Qを終えた。
続く第2Q。開始2分、羽場遥が華麗にDF陣を交わしゴール前まで走り抜け、バウンドシュートを決める。その直後には、またも羽場遥が追加点を奪取。中盤、ドローを奪った羽場遥からパスを受けた篠原がシュートに成功。OF陣の活躍も光り武庫川女子大にリードを許すことなく、11―2でハーフタイムへ突入した。
流れをそのままに点差を広げたい第3Q。序盤、羽場遥が今試合9点目となるシュートを決める。中盤、篠原からパスを受けた奥洞(文4)がすかさずシュートを放ち、追加点を挙げた。勢いに乗った同志社はそこから得点を積み重ねる。残り10秒、奥洞のインターセプから篠原のシュートが決まり会場を沸かせた。17―2と大量得点で最後Qへとつなげる。
得点を積み重ねたい第4Q。4分、またも羽場遥がシュートを決めチームを勢いづける。中盤、篠原がクロスを振り抜き、ゴールネットを揺らした。終盤、追加点を許すも持ち前の修正力で立て直す。最後まで攻めの姿勢を貫き、21―3で白星を飾った。
大量得点で第6戦を笑顔で終えた篠原組。「次のファイナルは負けたら終わりの試合なので、今日勝てる相手で楽しく全員でプレー出来た貴重な試合だった」(篠原)と喜びを噛みしめた。次戦からは負けられない戦いが続く。「準決勝では必ず圧勝して絶対的な同志社の力を見せて、決勝ではここ2年間であったり予選で負けてしまった関学大と当たると思うので、そこに焦点を当てて、関学大に勝つためにはどうしたらいいのかを常に考えながら頑張っていきたい」(篠原)と闘志を顕わにした。準決勝を勝ち切り宿敵関学大に白星を挙げるべく、進化し続けろ。(文責・益野瑛真、撮影・早川京)