ラクロス部(女子)
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【ラクロス部女子】予期せぬ黒星で全国途絶えた

 10月5日、第32回関西学生ラクロスリーグ戦ファイナル3決勝がたけびしスタジアム京都で行われた。春に敗戦を経験し、秋のリーグ戦で白星を奪い返した関学大との一戦。どちらが勝ってもおかしくなかった。岡崎組は全国制覇を見据え臨む関西決勝。勝利が絶対条件の中、7-13で黒星を挙げ、思いもよらぬ最終節となった。

選手紹介でスタンドに挨拶する田中(スポ4)

開始2分、KGのシュートが試合を動かした。勢いに乗ると、3点連続を奪われ序盤から窮地に立たされる。しかし前半12分、平井のシュートが好機を呼び込んだ。続いて羽場がネットを揺らし同志社を勢い付ける。流れを掴み、3連続得点を挙げ同点に持ち込む。第2Qでは4点目を決めるも再び流れを敵に渡し失点。4-6で試合を折り返す。

ゴール前でDFする主将岡崎真
4点を決めた平井(生命3)

逆転を図るには、ポゼッションを保つ必要がある。しかしなかなかドローを制すことができず、一気に劣勢に立たされた。希少なOFの機会を得点につなげるため、組織力で応戦。必死に食らいつくも要所で決めきれず5-11で第4Qにつなげた。

得点を許した後、会議をする選手たち

6点ビハインドで迎えた最終Q。あきらめることなく全員が必死にゴールへ向かう。会場も一体となってベンチからも多くの声援が飛び交った。パスをつなぎ敵を抜いてネットを揺らすも大きく開いた点差を覆すことはできないまま試合は終了。7-13で敗北を喫した。

悔しさを分かち合う選手たち

リーグ戦では圧倒的な実力を見せつけ全勝した岡崎組。同志社史上初の「全国制覇」という夢を何度も言葉にして精進を重ねてきた。しかし夢は関西決勝の舞台で途絶え、思いもよらぬ黒星で終幕を迎えた。「後輩たちが夢をかなえてくれると信じています」(岡崎)。再び夢は先送りとなった。たすきをうけとり、次世代同志社が更なる成長を見せる。(長瀬来瞳)

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